10月5日(木)と6日(金)の2日間、2年生普通科理系のSSRⅡキャリアデザインツアーに参加しました。
1日目はバスで仙台まで移動した後、東北大学工学部にて模擬講義を受け、研究室を見学しました。夜は本校卒業生との座談会があり、受験のことなどを積極的に質問しました。

2日目は石巻市震災遺構門脇小学校を見学し、松島に行きました。東日本大震災や津波の悲惨さを実感し、教訓を学びました。

＜生徒の感想＞

・私は酸化セレンを微生物に用いる研究や最先端の設備で合金を作り、性質を調べて実用性を追求する研究を見学しました。東北大学は教授や実験設備・装置の技術が高く、世の中の役に立つ技術を生み出すことを理念に、多くの学生が切磋琢磨し合いながら、自分の興味を追いつつ日々研究を進めていました。見学したのは工学部のごく一部ですが、質の高い研究を間近で見て、研究そのものに対する興味だけでなく東北大学への関心もかなり高まりました。

・3.11の被害について現地で学び、日本の災害からの回復力を実感しました。校舎の中では、机が無惨な姿になっていて心を痛めました。震災が卒業式間近だったので、特に当時の6年生の皆さんは辛かっただろうと思いました。これからは、文理融合の視点から、防災に何らかの形で関わっていきたいです。