マガジンのカバー画像

長高スーパーサイエンスハイスクール

11
長岡高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組みを紹介します。2023年11月19日創刊
運営しているクリエイター

#SSH

京大ポスターセッション2023参加

 令和6年3月16日に京都大学百周年時計台記念館にて行われた京都大学ポスターセッション2023に参加してまいりました。  私たちは、このポスターセッションで「消雪パイプの錆と地域の関係」というテーマで発表してきました。この研究では、新潟県民お馴染みの消雪パイプが原因で長岡市内では多くの道路が赤く染まっていることに着目し、赤く染まる原因等について探ったものです。  発表会では、県外出身の方からしか出てこないような疑問を耳にすることができ、今後の校外の方を対象とした発表でより

2年理数科「課題研究B」中間発表会

12月19日(火)に本校で2年理数科SSRB「課題研究B」の中間発表会を行いました。 理数科の課題研究はサイエンスコース・メディカルコースともに1年生後半から3年生まで続けて行います。途中に複数回の中間発表会を設け、外部指導者から評価・助言を受けることで、その時点での課題を把握し、課題研究を改善・深化させていきます。 今回、サイエンスコースでは新潟県立教育センターより2名の指導主事からお越し頂き、指導・講評をいただきました。 また、メディカルコースでは「教育系フリーランス

出前授業 in 表町小学校

 11月21日(火)に、化学部・生物部・天文部で長岡市立表町小学校に出前授業に行ってまいりました。  私の担当した生物のブースでは、「野菜・果物の浮き沈みレース」と題し野菜を水槽に沈め、浮く野菜・果物と沈む野菜・果物について表にまとめ、それぞれの野菜・果物をすりおろした液体を使い糖度を測定し、浮き沈みと糖度の関係について考察しました。近年の教育の流れでもある探究型の活動とし、状況から児童に予想してもらい実験の実施、結果の共有の流れを企画しました。  合計4グループ担当しまし

新潟県高校生探究フォーラムに参加しました

新潟県高校生探究フォーラムが11月18日(土)にアオーレ長岡を会場に開催されました。 本校からは2年生理数科の課題研究「硬水で石鹸泡立て計画」チームが参加しました。 午前の部は基調講演がありました。 新潟大学創生学部教授の田中一裕様により「不確実性の時代における探究学習の意義」という演題でご講演いただきました。 高校生の行う探究学習は現在の学問を基礎にして学び方を学ぶものであり、予測不能な未来に生きるには常に学び続けていくことが必要だというメッセージをいただきました。 午

WWL新潟 高校生国際会議への参加

10月19日(木)、20日(金)に三条高校主催のWWL新潟・高校生国際会議が開催され、本校から2年生1名、1年生2名が参加しました。 概要 1 主催  新潟県教育委員会、新潟県立三条高等学校 三条・大地の学校実行委員会 2 目的  WWL の取組で築いた AL ネットワークを活用して、日本・世界の高校生が、地域や世界の共通の課題やその解決策について議論し、互いに学び合う場を創出する。生徒が地球市民としての意識を高め、新たな価値観を共有しつつ、課題解決に向け、確かな行動を

創立記念講演会 兼 SSH講演会

11月1日(水)、本校同窓生であり産婦人科医、そして国境なき医師団の一員である鈴木美奈先生に、「未来のために今できること」と題したご講演をいただきました。 講演では、国境なき医師団に関してのお話に加えて、先生自身の体験や、そこから得られた人生の教訓など、考えさせられたり、ためになったりするものが多く、非常に興味深い内容でした。 そのうちの一つが、講演内で行われたグループワークです。この時話し合われたのは「もし自分が国境なき医師団の医者で、紛争地域で医療活動を行っていたとす