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令和6年度 人権教育、同和教育講演会

6月18日(火)に人権教育、同和教育講演会が行われました。
講師の藤本晃嗣様からお話を聴き、DVDを視聴しながら、人権について考えを深めることができました。

講演会の様子

生徒の感想

3年生より
 現在も部落差別が残っているのは、このように部落問題について学んでも身近でないため、次第に問題意識と知識が薄れてしまい、そこでごく少数の差別的な意見や言動をSNSなどで目にすると、それをうっかり信じ込んで間違った理解をしてしまうことが原因だと分かった。これを防ぐためには、何度も学び直して正しい理解を保つことが重要だと思う。そして、もし将来、部落差別に出会ったら、忌避意識を持って傍観するのではなく、差別は間違っている、してはいけないと言えるようにしたい。


2年生より
 日常における様々なトラブルが人権侵害につながる可能性があることが分かりました。また、部落問題は忌避意識から「自分は同じだとみなされたくない」と思い、相手の悲しみや傷つけていることを分からず、起きてしまうということが分かりました。「自分は加害者にならない過信」という言葉がとても印象に残りました。正しい知識をこうして今回知れたので、それを忘れずに正しい判断をして新たな差別の連鎖を生まないようにしていきたいと思いました。そして、相手の立場に立って考えることを大切にし、思いやりと人権を同一視しないように気をつけたいです。


1年生より
 人権とは何かと言われて上手く考えることが出来なかったが、今回、改めて人権を深く理解することが出来た。日常生活でプライバシー権や、自己決定権を侵害してしまったり、されたりする可能性があるので気をつけなければいけないと思った。自分も中学校の公民で習った権利について忘れてきているので無知にならないように、今後知識を広げていきたい。また、自分がもし差別を受けた時の対処の仕方を考えていきたいと思った。
 部落差別への固定観念をなくすために差別の理解を推進する必要がある。