今日の一歩は甲子園への一歩 -長岡高校野球部-
長岡高校野球部の今井悠太郎です。長岡高校野球部について説明させていただきます。
まず初めに私たちの活動理念についてお話します。わたしたちの活動理念は、社会のトップランナーとなり、地域社会に貢献できる人材となることです。社会のトップランナーとは、さまざまなところに意識が届き、自らが率先して主体的に行動することを指しています。このような人材になることにより、この先それぞれのフィールド(地域社会)で貢献し、活躍していくという思いがこの理念に込められています。わたしたちの活動は全てこの理念と結びついており、この理念を大切にしながら日々の生活を送っています。
次に私たちの目標についてお話します。私たちの目標は甲子園出場です。日々の練習ではこの目標を達成するためにさまざまな行動をしています。私たちの練習時間は一般的な高校より少ないです。そのため短い練習時間でいかに濃い練習、効率の良い練習ができるか、自由な時間が増える分どのようにして自己管理し成長していくかがとても重要になってきます。今回はその取組の一部を紹介します。
取組① 各自アップ.課題練習.
私たちは普段の練習での中で各々がメニューを考え行動するものがあります。特に行う頻度が多いニつを紹介します。一つ目は各自アップです。皆さんアップと聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか。おそらく列になって声を出しながらのランニング、全員で体操をする、というものだと思います。しかし私たちは違います。私たちのアップは何をしてもいいんです。まずこのアップをやるにあたって一つ前提があります。それは野球にはそれぞれのポジション、役割で求められてくるものが変わってくる事です。私たちが最高のパフォーマンスを出すためには、それぞれやるべき事が必然的に変わってきます。そこでこの各自アップです。このアップでは個人がやるべき事、やりたいことをこの時間でやって良いのです。これをする事で選手一人一人がいい状態で次のアクションを起こせると考えています。
二つ目は課題練習です。この練習では個々がそれぞれの課題を克服するため、自分が今すべきことを考え行います。私たちはそれぞれの課題は何かについて目標シート等を活用した課題の明確化を日頃から行っています。自分で考えたメニューを行う事で苦手なことに直接フォーカスした練習ができるため、より効率よく自分の野球の実力を高める事ができます。
取組② バッティングドリル
2024年春から高校野球はバットが新基準のバットに変更されます。このバットは一般的に低反発バットと言われ、打球速度を抑えることや高校野球の打高投低の改善のために導入されます。私たちはそのような中でも強い打球、そして私立高校などにも負けないバッティングを目指しています。そこで私たちがバッティングで最も重点を置いて行っているのがバッティングドリルというものです。バッティングにおけるメカニクスなどを中心とした約16種目のドリルを行なっています。さらにただやるだけでなく、正しい動きをできるように互いにアドバイスをしながら理解を深めたり、個々がこの約16種目の中で自分に足りてないものを見つけ行う事でバッティングの動作改善に繋げています。
以上で取り組みの紹介を終わります。
私たちは甲子園出場のため野球で使う体だけでなく、頭で考え、共有する事でさらに上達しようと日々練習しています。理念に沿った活動を進め甲子園出場を掴み取ります。
興味を持ってくれた中学生の方はいつでも長岡高校野球部の練習の見学が可能ですので、ぜひお越しください。
大会成績
2022年 春ベスト16 夏ベスト16 秋ベスト16
2023年 春三回戦 夏ベスト16 秋三回戦