令和6年度全国SSH生徒研究発表会
~ 課題研究の集大成へ ~
令和6年8月7日・8日に神戸国際展示場で行われた全国SSH生徒研究発表会に参加してきました。
この研究発表会には本校理数科3年生サイエンスコース全員が約2年にわたって行なってきた課題研究の中から校内選考を経て、私たちの「消雪パイプの錆と地域の関係」の研究班が代表として参加しました。
研究では、文献や昔の資料も参考にして考察するなど、消雪パイプによる道路の赤みの原因と地域の関係について見解を示し、2枚のポスターにまとめて発表しました。
会場には全国から集まった同じSSH校として活動してきた高校生の発表を聞き、研究方法やテーマ設定について非常に参考になりました。特にテーマ設定では、地域の課題から研究テーマを設定したり、身近な課題を研究したりすることで、普段目にする環境や実生活での課題解決に繋がる研究となり、やりがいも感じられるようになると思いました。また、その地域の特徴あるテーマを扱うことで、聴衆も興味を持って聴くことができると思いました。
SSHの取組に加え、地域の課題や問題点について疑問を持ち研究に繋げることにより、魅力的な課題研究に繋げることができると感じました。
最終日の全体発表において代表校の発表を聞く中で、大学や行政機関と連携することも重要だと感じました。今回の発表会参加はとても良い機会となりました。
この発表をもって高校での私たちの課題研究は終わりましたが、今回の経験は研究を継承する2年生へのアドバイスにも活かしたいと思います。
(理数科3年)